私は『イイクニ(1192年)作ろう～』と覚えていましたが、2000年代後半頃からは『イイハコ(1185年)作ろう～』が有力視されているとご存知でしょうか。

源頼朝の祖先、源頼義が京都の石清水八幡宮を由比ガ浜へ勧請し源氏の氏神とし、その後1180年頼朝によって現在の地に移され、鎌倉に幕府の拠点ができたとされます。

その5年後、1185年に頼朝は朝廷に認められて守護・地頭を国に置く権利を手にいれました。

これにより実質的に武家政権が確立したと考えるため、今の教科書の大半は、鎌倉幕府成立年を1185年としているようです。

1192年は頼朝が征夷大将軍に任命された年です。

 

先日、推し活で東京へ行ってきました。

翌日は横浜在住の友達に連れられ、鎌倉の鶴岡八幡宮へ。鶴岡八幡宮といえば、鎌倉時代に武家社会が誕生した場所と知られています。

二ノ鳥居　参道の若宮大路には三つの大きな鳥居があります。

 

太鼓橋　今は渡れません。

その下に広がる池が「源平池」境内奥へ向かって右側が源氏池、左側が平家池

境内のカフェから見えた平家池、夏には蓮の花が一面咲くそうです。

 

源義経の側室・静御前が舞を踊ったといわれる「舞殿」、その先に大石段があります。

1219年2月、第3代将軍　源実朝と源仲章が、公暁に暗殺された場所です。

実際に60段の階段を登るとかなりの急こう配。ここで甥っ子が叔父を殺害する悲劇が起きた場面はドラマでも力を込めて描かれていました。

舞殿と本宮

楼門

楼門からみた大石段と舞殿

 

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を観ていたので、幕府の公式行事を執り行う場面等々、ここで行われていたのか～と。

本宮は撮影禁止でしたので、拝殿の前にある二階建ての楼門を撮影。「八」の文字は2羽の鳩の形で表されており「向かい鳩」と呼ばれています。
この「八」に影響受けたお菓子が鎌倉銘菓鳩サブレーです。

他にも、北条政子にあやかった「政子石」などもあり、とても見応えがありました。
そして、実は私の嫁ぎ先の姓が、平家のルーツが少しあるかも…?なので、少し親近感の沸く場所でした。

これからは、推し活＋歴史に思いを馳せながら神社仏閣巡りなどもしてみようと思います。

本店　T